※謹賀新年
 早いもので年が明けた。
 クリスマスの日記なんかもUPしたかったが、昨年の
 日付で更新できないようなので、とりあえず前回の続きを。

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「あのヒトですか・・・・。なかなか難しそうな方ですね・・・。」

調停当日、彼の弁護士が妻を見かけてこう言ったという。
弁護士から見ても一筋縄ではいかない女に見えたのだろう。

彼は弁護士を伴って調停員に現状を説明し、離婚の意志が固い
ことを告げた。一方、妻は「とりあえず一年、このままの状態で
居たい。ルールを決めてそれを守って欲しい」と提案したという。

フフン、無意味な引き延ばし作戦というわけね(笑)

一年という期間に根拠などない。ルールというのは、
つまるところ妻の望みをかなえろという要求でしかない。

彼の弁護士はきっぱりとこう言った。
「ルールなんて決めても無意味です。
奥様の考えひとつでルールなんて変わるんですから。」

そして彼は、前回の調停以降の妻の態度を説明した。

彼が生活費を負担しているにもかかわらず、家に戻った
際には「食事するなら金払え」と妻が主張すること等々。
調停員は話を聞いて呆れ果てた。前回の調停でも奥様は
同様のことを主張して調停員を呆れさせ、説得されたのだった。
「仮にも奥様はご主人とやり直したいとお考えなんでしょう?
では、そんな細かいことを言い募ったりせずに、食事くらい
用意して迎えてあげてはどうですか?」と。その助言も無意味
だったのだ。妻はかたくなに食費を請求し、そのくせやり直したい
だの愛だのとほざいているのだから、支離滅裂である。

「あんなことをおっしゃっていても、ご主人が帰宅されれば
きちんと用意されるものだとばかり思っていましたが・・・。」と
戸惑う調停員を尻目に、数々のエピソードを披露して彼と
弁護士は陳述を終えた。

調停終了後、妻からメールが届いた。
「調停や裁判なんてお金もかかるんだから、誰か信頼できる
人に間に入ってもらって、話し合いましょうよ。あなたの親でも
かまわないわ。私も色々言ったけど、ただの喧嘩でしょう?
それをとらえて色々言われても困ります。
だって私はあなたを愛しているんだもの。」

やはり馬鹿ですね、奥様。

彼は離婚調停を申し立てた。しかも二度目だというのに、
妻の方は全く自覚がないようだ。言いたい放題言って、
それをただの喧嘩だとうそぶいているなんて…まったく。

彼はすぐさま返信した。
「こちらとしては真剣に離婚を望んでいます。
『ただの喧嘩』をしているつもりはありません。」

暴言の数々を、「喧嘩の上の出来事」なんかで
済まそうったって、そうはいかないのよ、奥様。
そうよ、離婚請求が正当だという証拠にだってなるのよ。

次の調停の日が待ち遠しいわね♪
 



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