奥様の愛
2003年10月25日久し振りに彼が家に帰った。
冬物の衣類を取りに行きがてら、子供に会いに行ったのだ。
彼を愛していて、彼とやり直したいはずの奥様は、子供の
食事だけをポンと出して、彼の食事は用意しなかったという。
帰宅することは事前に連絡してあったというのに。
仮に用意していなくとも、「何か食べる?」と、ひとことぐらい
声をかけても良さそうなものよね、「愛している」のなら(笑)
奥様は、見せつけるかのように内職に没頭し、自分も食事を
とらなかったというが、その光景を思い描いてゾッとした。
彼の子は、その異様な雰囲気をどう思っていたのだろう。
両親に気兼ねしながらじゃ、食べ物の味なんてわからない
だろうに。可哀想に。
久し振りにパパに会えたのに、ママはなんだか不機嫌で
パパのごはんも作らない。パパと遊びたいけどママが睨んでる。
また宿題・お勉強って言われるんだろうな。
パパと遊んだら怒られそう・・・。
複雑な胸中を代弁するかのような中途半端な笑みが
彼の胸に突き刺さったという。彼が実家に戻って
しばらくすると、案の定、妻から彼にメールが届いた。
―――なんで帰ってきたの?
―――どうしてずっと家にいたの?
―――荷物を持ったら帰れば?
―――あなたがいると、私たちのリズムが狂うの
―――雰囲気を悪くするために嫌がらせに帰ってきたの?
―――あなたの持ち物を全て処分したいんだけど。
これを見る限り、離婚するにふさわしい「破綻夫婦」にしか
見えない。『妻であること』に必死でしがみついているくせに
偉そうに。持ち物を処分するなんて、それこそ嫌がらせじゃないの。
広い家に二人だけで暮らしているのに、彼が倉庫がわりに使った
からといって何の問題があるというのよ。奥様、あなたは立場を
勘違いしてるわ。住まわせてもらっている感謝のしるしに、彼の
荷物の埃のひとつも払ってればいいのよ(笑)
夫にここまで悪態をつきながら「愛しているから愛してほしい」と
言い続ける矛盾に、妻は永遠に気付かないのだろう。
彼の帰宅をきっかけに、また妻は怒涛のごとくメールを
寄越すようになった。なかなか面白いので少しずつ紹介
してみようと思う。
冬物の衣類を取りに行きがてら、子供に会いに行ったのだ。
彼を愛していて、彼とやり直したいはずの奥様は、子供の
食事だけをポンと出して、彼の食事は用意しなかったという。
帰宅することは事前に連絡してあったというのに。
仮に用意していなくとも、「何か食べる?」と、ひとことぐらい
声をかけても良さそうなものよね、「愛している」のなら(笑)
奥様は、見せつけるかのように内職に没頭し、自分も食事を
とらなかったというが、その光景を思い描いてゾッとした。
彼の子は、その異様な雰囲気をどう思っていたのだろう。
両親に気兼ねしながらじゃ、食べ物の味なんてわからない
だろうに。可哀想に。
久し振りにパパに会えたのに、ママはなんだか不機嫌で
パパのごはんも作らない。パパと遊びたいけどママが睨んでる。
また宿題・お勉強って言われるんだろうな。
パパと遊んだら怒られそう・・・。
複雑な胸中を代弁するかのような中途半端な笑みが
彼の胸に突き刺さったという。彼が実家に戻って
しばらくすると、案の定、妻から彼にメールが届いた。
―――なんで帰ってきたの?
―――どうしてずっと家にいたの?
―――荷物を持ったら帰れば?
―――あなたがいると、私たちのリズムが狂うの
―――雰囲気を悪くするために嫌がらせに帰ってきたの?
―――あなたの持ち物を全て処分したいんだけど。
これを見る限り、離婚するにふさわしい「破綻夫婦」にしか
見えない。『妻であること』に必死でしがみついているくせに
偉そうに。持ち物を処分するなんて、それこそ嫌がらせじゃないの。
広い家に二人だけで暮らしているのに、彼が倉庫がわりに使った
からといって何の問題があるというのよ。奥様、あなたは立場を
勘違いしてるわ。住まわせてもらっている感謝のしるしに、彼の
荷物の埃のひとつも払ってればいいのよ(笑)
夫にここまで悪態をつきながら「愛しているから愛してほしい」と
言い続ける矛盾に、妻は永遠に気付かないのだろう。
彼の帰宅をきっかけに、また妻は怒涛のごとくメールを
寄越すようになった。なかなか面白いので少しずつ紹介
してみようと思う。
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