調停が持つ意味

2003年5月8日
彼にメールが届いた。妻からだ。
意外なことに、妻は調停に出廷するつもりのようだ。
後々不利にならないように…という魂胆は見え隠れするが
それにしてもかなりの進歩だと言えるだろう。

彼は、「妻は外面が良いので、ひょっとすると調停員を
言いくるめるかもしれない」と危惧している。
だけど私が心配なのはそんなことじゃない。
言いたい放題の妻の発言を、果たして彼が否定したり
覆したりできるのか?ということに尽きる。

今まで、彼と妻の「話し合い」とやらを間近で見てきたが、彼は、
支離滅裂・意味不明な妻の言い分に振り回されっぱなしだった
のだから。調停員に期待するのはもちろんだが、事前によく彼と
話をしなければならない。イッツ ショー タイム!胸が躍る♪

ところで、妻からのメールの内容が微妙に変化してきている。
今までは彼を罵ったり、自分を擁護するばかりだったが、
このところ、「調停」が持つ意味について、色々と考えて
いるようだ。調停に臨むことで、歩み寄れるかもしれない、
という期待も少なからずあるようで、彼に「離婚以外の
結果もあり得るのか」といった質問ばかり投げかけている。

夫婦の再生なんてあり得ないのよ、奥様。
彼はまっしぐらに離婚に向かってひた走っている。
奥様が彼の同情を買おうとしてどんなに言葉を
尽くそうとも、彼の心は揺らがない。

眠れない
食べられない
胃が痛い
無気力
うつ状態

そんな訴えにも「怠けているだけだ」とせせら笑って
耳を貸そうとしない。俺の知ったことじゃない、と言い捨てる。

冷酷ですか?非情ですか?(笑)

・・・そうじゃない。彼は徹底的にそういう自分で居続けようと
しているのだ。何年もかけて、「無意味な同情が生む
悪循環」を思い知ったからだ。

「子供の無邪気な笑顔がつらい」という、泣き落としには
私でさえ同情してしまったが、彼の心は揺らがない。

一瞬、もしも自分が妻の立場なら?という考えがよぎる。きっと
可愛い我が子を悲しませるようなことはしたくないと思うだろう。

でも・・・。
私は考え直す。

「もしも私が妻なら」と仮定するならば、こんな状況は
あり得ない(笑)子供のためを考えるなら、なおさらだ。
行動あるのみ、である。いつまでも夫に依存して、自分は
何ひとつ行動を起こすことなく、それでいて、夫を操縦しよう
なんていう甘い考えは最初からあり得ない。

さて、と。仕事に出かけなくちゃ♪
やらなくちゃならないことが山積みよ。
今日もダーリンに会えるわ、楽しみ。

行ってきます。
 
 

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