彼が妻に言ったこと

2003年4月12日
彼は妻からの電話に応じるようになった。とは言え、
実家で暮らす彼が妻と話せるのは帰宅途中の短い
時間だけだ。妻はメールで「もっと話す時間が欲しい」と
言ってくるが、贅沢を言うのは止して欲しい。

彼の帰宅時間を丸ごとあなたにあげてるんだから
感謝すべきよ、奥様(笑)

ところで、彼に妻と何を話したのか聞いてみたのだが、
あまりの内容に呆気に取られてしまった。

「離婚届に印さえ押してくれるなら、生活の面倒は
ちゃんと見る。生活に困らないよう、それこそ死に物狂いで
働いて金は渡すよ。俺はそれ程君と別れたいし、別れて
くれるなら何だってする」

ダーリンったら本当にお馬鹿さん。そんな必要ないじゃない。
別れることさえ出来れば良いなんて思ってるのは今だけよ。
相手の条件を全て飲んで別れても、後々後悔したんじゃ
意味がないのよ。

ちなみに妻は、彼の申し出をあっさりと撥ね付けて、
「絶対に別れない!!」と、言い切ったそうな。
そう来なくちゃね、奥様。せいぜい頑張ってね♪

さて、彼はさらに私に向かってこう言った。
「養育費として、月々3、40万円は渡すつもりだ」と。

ダーリン、あなたほんっっとに馬鹿じゃないの?(あら失礼)
離婚するのに必死なのはわかるけど、滅多なことを
言うもんじゃないわよ。

私は彼に言った。

養育費なんてね、月々5万も渡せば充分よ。
慰謝料は支払うことになるでしょうけど、養育費に40万円
なんてありえないわ。奥様はいたって健康なんだから、
離婚したら働いて、自分の生活はどうとでもすればいいのよ。
当然でしょ?

それに養育費って言うけど、あなたは出来る限り子供を
引き取れるように動くんでしょう?養育費の話なんて
こちらから持ち出しちゃダメよ。バカな奥様は、子供は
自分のものだって誤解しちゃうわ。

彼は神妙に聞いていた。
そしてこう言った。

「そうだな。俺はレイコと新しい家庭を築くわけだし、
レイコに子供も出来るだろうから、そちらに取って
おかなければいけないな。」

新しい家庭ですって?
フフ、そんな言葉を口にするのは時期尚早ね。だいたい
あの妻と、そうそう簡単に別れられると思ったら大間違いよ。

新生活はさておき、金銭感覚は少し改革しなくちゃダメなようね。
妻のために使うのは死に金ってもんよ。それを徹底的に叩き込ま
なくちゃ。ダーリン。これから先、私はいつもあなたのそばに居て
ちゃんと見守るつもりよ。

愛しているわ、ダーリン。
未来永劫に。

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