離婚調停

年末、彼とつまらないことで喧嘩をした。
そのとき、彼は私に言ったのだ。

私たちの関係の方向性について明言しないのは、
行動を起こしてから話そうと思っていたからだ、と。
彼にはある計画があるという。
年明け早々、離婚調停を申し立てる、というのだ。

その話を聞いて私は万歳した…なんてありえない（笑）
よくまぁ、色々と思いつくものだ、と感心した。
話が「離婚」に及んだときだけ、ネットで相談したり
調停を考えてると言って、その場しのぎをしているのね。

去年は色々なことがあった。
彼は仕事の上で大きな転機を迎え、飛躍的に成長を遂げたと思う。
私たちの関係には、微妙に亀裂が生じたが、それがきっかけとなり
彼は妻に対してハッキリと意思表示をするようになった。

でも、根本的には何も変わっていない（笑）

正月の行楽の件でもわかるように、あちらと居るときには
あちらに良い顔をする。私と居るときには、私に良い顔をする。

もちろん、彼が本当に愛しているのはこの私だと確信はしているが、
ひとつハッキリ言えることは、彼は私に対しても妻に対しても
「その場しのぎ」を繰り返している、ということだ。

彼が妻の機嫌を取るのはその場しのぎ。
私に対して離婚をほのめかすのも、同じ。
そこに愛があるかないか・・・を、大きな違いだと受け止めるか
どうかは、私の気持ちひとつだ。

今現在、彼は何も行動していない。
書類を整えるでもなく、誰かに相談することもなく、
何かを調べている様子もない。

そういえば、忙しい彼に代わって年末調整の書類も私が整えた。
妻○○、夫○○、そういう文字を私に書かせても平気な男が彼だ。
まぁ、書いてやる私も甘いのかもしれない。それが通ると思っている
不倫男、それが彼だ。

「年が明けたら調停、ねぇ・・・」と笑った私に彼は言った。
「仕事がこんな状態になるとは、予測していなかった。
まずは仕事を片付けてから・・・・云々（以下略）」

予測はしていたわ、ダーリン。
あれもこれも、年末からわかっていた仕事よ。
フフン、次はどんな言い訳が聞けるのか楽しみだわ♪