愛し合う幸せ

2002年11月11日
今日から彼は東京方面に出張に出かけた。

彼の希望で、空港まで見送りに行った。
空港はビジネスマンで一杯だったが、彼は他の誰よりも
絵になっていた(笑)・・・ステキ・・・と、まあ、こんなふうに
出会って何年も経つというのに、相変わらず私は彼に
惚れている。うふふ、幸せだわ♪

出張先への手土産を買い求めたり、軽く食事をしていると
時間はあっという間に過ぎてゆく。

ゲートに急ぐ彼。
「書類、間違いなく先方様に届けてね。くれぐれも
サインを頂くのを忘れないでね。」と私は彼の背中に向かって
念を押す。と・・彼は立ち止まり、私を見据えてこう言った。

「忘れた・・・。」

「何ですって!?」

何たることだ。彼の出張に合わせて、休日返上で仕上げた
書類だというのに「忘れた」?
とりあえずは彼を見送り、会社に戻る。その件についての
打ち合わせは明日に変更してもらい、書類は宅配便で
ホテル宛に送る。別件で必要な物も忘れていたと連絡が
入ったので(呆)、それも一緒に梱包する。

電話の向こうで、バツの悪さを噛みしめているであろうダーリン。
ふふふ、愛しいったらないわ。
そういうドジなところも愛してるのよ、ダーリン♪

でも私は、決して「いーのいーの!」と笑い飛ばしたりしない。
事務的に厳しく接する。ついでに、ひとこと、ふたこと非難の
言葉をかけてみたりもする。受話器の向こうで彼はきっと
不機嫌になっているだろう。ママに叱られて拗ねている子供と
たいして変わらない。レイコは冷たい、などと毒づいているに
違いない。(・・・・つくづく愛しい)(笑)

一番そばに居る私が、何でも許してしまうと彼は自分自身に
甘くなる。それは過去に経験済みだ。ちやほやするだけでは
愛する彼に対して失礼というものだ(笑)

例えば、彼について批判めいた噂を耳にすることがある。
例えそれが理不尽な陰口だとしても、私はあえて彼の耳に入れる。
彼のやり方に疑問を感じたら、率直に意見する。

その場では不機嫌になり、ぶっきらぼうな返事をする彼だが
後で必ず、話しの内容をひとり吟味することを私だけは知っている。

話しの内容に憤る彼に罵られて電話を切られたり、
声を荒げて話しを打ち切られたりと、毎回不機嫌のあおりを
くう私だが、それでも私は愛をもって彼に挑む(笑)

可愛い、可愛いと、ちやほやされることだけが愛じゃない。
嫌われ役にもなれないとね。それが愛ってものでしょう?
他人から見ればつまらない喧嘩に見えて、その実
私は愛でダーリンを包み込んでいるのよ、ウフフ。

ダーリンもちゃんとそれを解っているのよね。
愛し合うって、本当に幸せなことね。

帰ってくるのが待ち遠しいわ、ダーリン♪

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