昔話。

2002年11月3日
彼の妻は相変わらず静かです。
触らぬ神に祟りなし、ですね。そっとしておきましょう。

特に話題もないので、昔話でも書いてみます。
彼とのことが妻にバレた直後のことです。

ある日のこと。
妻は親しげに私にメールを寄越しました。
そこには、彼の心を試したいので協力して欲しいと
書いてありました。

なんですか?それは。
中学生じゃあるまいし・・・。

私はすかさず妻からのメールを彼に見せました。
妻には別れたと言ってありましたが、もちろん私と彼の
関係は続いてましたので。

妻の計画ですか?

私が彼にメールし、会って欲しいと誘いをかける、というような
稚拙な筋書きでした。そして、もし彼から私に返信があれば
妻に見せるようにと高飛車に指示してあったんですが・・・

まったく、驚くべき思考回路ですね。

一体何を根拠に、私が妻に協力すると思ったのでしょうか。
自分は可哀想な被害者なのだから、皆が味方について
当然とでも思っていたのでしょうか。救い難いですね。

あ。それとも、私と電話で話して、私が彼にぞっこん惚れ込んで
いると悟ったもんだから、どんな形であれ、私が彼に関わりをもつ
ことを喜ぶだろうと思ったのかもしれません。

いずれにしても、おめでたい人には違いありません。

放置しても良かったんですが、ちょっと面白そうだったので
相手してみました。

まず私は「つらいので会いたい」という内容で嘘のメールを
彼に送信し、妻にも転送しました。

妻からは「ありがとう。それでいいのよ。返事がきたらまたちゃんと
送るように」と、これまた高飛車な勘違いメールが届きました。

暇な人ですね。
立派なパソコンが泣いてますよ?
そんなことやってる暇があったら、法律関係調べて
慰謝料請求したほうがずっと意味があると思うんですが。

まぁ、いいでしょう。
話を戻して・・・

彼もまた、私に嘘のメールを返しました。

「レイコ・・・どうしたんだい・・・?
今さら会ってもお互いに辛いだけだよ・・・。
俺はもう女性を愛することはできそうもない。
子供のことは愛しているが・・・。
元気で頑張れよ。」

うふふ、ダーリンったら。上出来ね♪

そして私は「今夜彼が帰宅するのが楽しみだわ〜」と
歌でも口ずさむような気軽さで、妻に転送した。

よほど暇なのか、すぐに返事が来ました。

「レイコさん、このことは夫には絶対に内緒にしてね。
私も内緒にするから。夫がどういう態度に出るかを
見てみたかっただけなので」

ですって。

あーらごめんなさいね〜
もう彼に洗いざらい言っちゃったわー♪
うふふー(笑)

彼によると、オクサマは彼のメールに衝撃を受けていたようです。

・今でも「レイコ」と呼び捨てにしているのね!
・女性を愛することはできないって、私(オクサマ)はどうなるのよ!
・子供のために戻ってきたのね!!
・元気で頑張れ、って、今でもあの女を心配してるのね!!
 
と、散々彼を攻め立てたそうです。

そこで彼は「どうしてそのメール、君が持ってるの?」と聞きました。
オクサマったら、なかなか頭の良いお返事をなさいましたのよ。

「知らないわ!突然レイコって女が送りつけてきたのよ!
私たちの幸せを嫉んで、めちゃくちゃにしようと企んでいるに
違いないわ!なんてひどい女なの!!(号泣)」

彼は冷たい目で、泣き喚く妻を見ていたことでしょう。
つまらない企てをしたのも妻なら、嘘を言ってるのも、妻。
彼は全部お見通しだったんですもの。
「ひどい女はオマエだ!」と思われちゃってましたよ、オクサマ。

もうちょっとかしこくなってね♪

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