彼はラッキーなんです。

彼はラッキーなんです。

なぜなら、私は彼の子を一度も憎いと思ったこともなく、
心から可愛いと思い、笑顔で一緒に遊ぶような不倫チャン
だからです。

彼の子と遊んだときは、とてもなつかれちゃって
「お家に遊びに来て！」と熱烈に誘われたほどです。
さすがに、こればっかりは遠慮させて頂きましたが。

中には不倫相手の子供に殺意抱く不倫チャンだって
居るんですよね。殺意とまでいかなくても、子供の不幸を
願って意地悪なことばかり考えている不倫チャンとかね。

私はそうじゃない。それだけでも彼はラッキーなんですよ。
なんてったって、不倫なんだから。
でも、彼は自分のラッキーさを解っていません。

「自分の可愛い子供を、レイコが可愛がるのは当然」
「可愛い子供のことなんだから、レイコも心配して当然」

そんな風に勘違いしているように感じられます。
ここでハッキリさせておきましょうか。

私は、感情を強制されるなんて、まっぴらゴメン。
彼の子が可愛いといっても、まさか「家族同様に思ってる」なんて
ありえない。そんなふざけた綺麗事は口が裂けても言えません。
ま、そういう幻想を信じたいのがオトコというものなのかもしれませんが。

もしかしたら明日、彼の子に殺意を感じるかもしれない。
当然、彼の妻のような気持ちで子供を思いやるなんて、
今のところ出来ません（笑）

要するに、私はあくまでも「よその子として可愛い」と思ってるだけ。
もし事情があって私が母親にでもなるんだったら、
その時は家族的愛とやらで、接することが出来るようになるの
かもしれませんが、現時点では、「よその可愛い子」の域を出ません。

なぜこんな話になったかというと・・・。

少し前に彼の子が問題を起こしました。
私も心配しましたとも！
で、彼と連絡がついたとき、心配だから色々と聞いたんですが、
彼ときたら苦悩がピークだったようで、説明がとーっても
ぶっきらぼうでした。

私が妻ならね。それもアリでしょうよ（笑）
妻だったら事情は全て知っているんだし？
でも私は妻じゃないし、彼の子を心から心配しているだけの
良心的な第三者ですよ？しかも一応、家族とは無関係かつ、
敵対位置に居ると言われる不倫相手ですよ♪

もうちょっと気を使ってよね、ダーリン。
何度も言うようだけど、私が子供を可愛いのは
「当たり前」ではないのよ？
きちんと誠意をもって説明すべきだったのよ、わかるかしら？
わからないでしょうね（笑）

「その不機嫌を理解し合えるのは、きっとオクサマを置いて
他にはないんじゃないの？」と、イジワルを言ってから
即、電話を切りました。

理解はもちろんしてますとも。
ダーリンが苦しいなら助けたいとも思いますよ。
でもね、ダーリン。
無神経はよくないわ。
いくら苦悩していても、ね。

愛しているわ♪