人間の意外性。
2002年7月18日みなさまごきげんよう。
実は私の浮気騒動で日記どころではごさいませんでした。
人間というのは、意外性を秘めているものですのね。
彼以外の男と寝た私が平然としている一方、
強気の塊のような彼が脆くも崩れてしまいました。
私は彼にとって「一途な女」だったし
彼は私にとって「強い男」だった。
すべて崩壊したってわけです。
私は彼のすべて、彼を丸ごと愛してきたはず。
その私が彼の豹変ぶりにうろたえた。
それは彼も同じこと。
私の身体に別の男がくっきりとその証を刻み付けたと知ったとき、
彼は怒り狂い、やがて不安に慄き、私をかき抱き
手離したくないと泣いた。
彼の言葉を彼の妻に聞かせてあげたかった。
妻が彼に言い続けてきた言葉そのものを、彼は
私に向けて言い募ったのだから。
お前の愛情だけが俺を癒すのだ、・・・なんて。
妻が言う「あなたが私を愛することで私を癒して!」という
セリフとオーバーラップするじゃーありませんか!
「その男の前で、レイコが愛しているのは俺だけだと言え」
「携帯電話の番号を変えろ」
「相手の男に電話する」
そして極めつけ、
「もう一度あの男に会ったら死ぬ」
おやまあ!
彼は、妻が「死」を振りかざし、脅しをもって彼に迫るのを
激しく嫌悪していたではないか。
今や彼は、自らの意思でその言葉を私に叩き付けたのだ。
私は呆然として、彼に言った。
「あなたとあなたの妻はとてもよく似ているわ・・・」。
彼は否定しなかった。それどころか、さらにこう言ったのだ。
「因果応報だ…。妻の気持ちが今になってやっとわかった」と。
・・・・・。
今までふたりして妻を責めていたというのに
あっけなく彼は妻側へ?
そりゃ結構!
妻の気持ちを深く理解できたことだし、彼は妻のもとへ、
私は新しい男のもとへ、おー!ブラボー!
私たち別れましょう、はい、さようなら!
・・・なーんて、簡単だったらいいのに。
これからが彼と私の「絆」の見せ所ですのよ、おほほ。
(つづく)
実は私の浮気騒動で日記どころではごさいませんでした。
人間というのは、意外性を秘めているものですのね。
彼以外の男と寝た私が平然としている一方、
強気の塊のような彼が脆くも崩れてしまいました。
私は彼にとって「一途な女」だったし
彼は私にとって「強い男」だった。
すべて崩壊したってわけです。
私は彼のすべて、彼を丸ごと愛してきたはず。
その私が彼の豹変ぶりにうろたえた。
それは彼も同じこと。
私の身体に別の男がくっきりとその証を刻み付けたと知ったとき、
彼は怒り狂い、やがて不安に慄き、私をかき抱き
手離したくないと泣いた。
彼の言葉を彼の妻に聞かせてあげたかった。
妻が彼に言い続けてきた言葉そのものを、彼は
私に向けて言い募ったのだから。
お前の愛情だけが俺を癒すのだ、・・・なんて。
妻が言う「あなたが私を愛することで私を癒して!」という
セリフとオーバーラップするじゃーありませんか!
「その男の前で、レイコが愛しているのは俺だけだと言え」
「携帯電話の番号を変えろ」
「相手の男に電話する」
そして極めつけ、
「もう一度あの男に会ったら死ぬ」
おやまあ!
彼は、妻が「死」を振りかざし、脅しをもって彼に迫るのを
激しく嫌悪していたではないか。
今や彼は、自らの意思でその言葉を私に叩き付けたのだ。
私は呆然として、彼に言った。
「あなたとあなたの妻はとてもよく似ているわ・・・」。
彼は否定しなかった。それどころか、さらにこう言ったのだ。
「因果応報だ…。妻の気持ちが今になってやっとわかった」と。
・・・・・。
今までふたりして妻を責めていたというのに
あっけなく彼は妻側へ?
そりゃ結構!
妻の気持ちを深く理解できたことだし、彼は妻のもとへ、
私は新しい男のもとへ、おー!ブラボー!
私たち別れましょう、はい、さようなら!
・・・なーんて、簡単だったらいいのに。
これからが彼と私の「絆」の見せ所ですのよ、おほほ。
(つづく)
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