不倫チャンですが。

不倫をしている女というのは、一般的に見て
軽い女だと思われるのかも知れない。
不倫とセックスは結び付けやすいし、様々な妄想を
かき立ててしまうものなんでしょうかね？

さて、不倫チャンである私は、男たちからそういう目で
見られることがあるのを自覚している。
彼に対する私の思いを、ある程度知っている男は
安易に私を誘ったりはしないけど。
私が不倫チャンである、ということぐらいしか知らない
男たちは、簡単にそれらしき言葉をかけてくる。

昔はそんなことはなかったんだけど。
彼と付き合うようになり、私が変わったのかもしれないし
状況を見て、男たちが私という人間をそう判断しているの
かもしれない。

確かに私は、セックスを特別なものだとは思っていない。
恋人のいる男女が、いわゆるSFという関係で、別の相手と
スポーツのようにセックスを楽しんでいるとしても
それはそれでいいんじゃない？程度に考えるし。

ま、倫理がないから不倫チャンなんですけどね。
その割り切り方が「軽い女」と思われる所以かもしれませんが
だからといって私が「する」とは言ってないんですけどね。

男に甘い言葉を囁かれて、簡単にポーッとするほど
馬鹿じゃないしね。そんな可愛さがカケラでも残っていれば
彼の嘘も戯言も、もっと純真に受け止めていることでしょう、ふふふ。

人当たり良く、ソフトに相手に合わせて受け答えする私は
とても良い人だという印象を与えているに違いありません（豪語）
ま、思い込みでもいいでしょう、この際。

でも実際には・・・私の胸には悪意が渦巻いているんですの。
猜疑心、執着心、不信感、憎悪、侮蔑、エトセトラ。
悪意、常備してます、といった感じで。

私に「不倫チャン」だとレッテルをはりつけて、簡単に
落とせると思うのは男の自由だからいいんですけど。
お願いですからそっとしといてください。
持ち前の執念深さで、あなたを修羅場へご案内♪なんて
笑えませんしね。

ところで彼は私のことを全く心配していないようです。
少しつまらない。そう、彼は安心しきっているんですね。
私が惚れ抜いていることを見抜いているかのように（笑）

そんな彼もただひとつ心配していることがあるようで。
「レイコは酔うと何をしでかすかわからない」と言い切ってます。
彼に「ありえない」と冷めた声で返事する私、実は心のうちで
少し動揺したりして（笑）

やはり彼は私のことをよく解っているようです。
ますます愛を感じてしまうのね、うふふ。

愛しているわ、あなた♪