彼の風邪

2002年2月23日
彼が風邪をひいた。
しきりに看病してくれと言ってくる。

電話の向こうで彼が言う。
妻は彼が風邪をひいたりして体調を崩すと
不機嫌になるらしい。
「大丈夫?」のひとこともないらしい。
食事に気配りも見せず、様子も見に来ないという。
ひとこと「寝てれば」と、うっとうしそうな声で言うらしい。
それは新婚当初からだったとか。
(まぁ100%鵜呑みにしてるわけじゃないけど)

「まぁ!可哀想に!
 きっと奥さん、あなたのこと好きじゃないんでしょうね」

…で、一件落着…だといいんだけど。

そうじゃないからややこしい。

この妻は「あなた(彼)を愛してる」「私を愛して」と
言い続けてるんだから始末が悪い。

彼は「妻の愛って一体…?」と怯えることになる(笑)

妻の言う愛は

「病気のときの夫なんか興味ナシ、
 ただしセックスはいつでもしてもらおうとするコト」

だったり

「夫に食べさせる食事を作る暇はナシ、
 ただしブランド物のチェックは必ずして夫に
 買ってもらっちゃうコト」

だったりするワケで。

彼としては「そんなの愛じゃない」と思うそうです。
(妻的には「愛」だというんだからそうなんでしょう、ププ)

まぁオクサマの愛の定義はさておき、

私は彼の熱があるかを確かめる。
熱っぽかったのでタオルを氷水に浸しておでこにのせる。
食欲を確かめて、食べられそうだったから
彼の望むものを準備する。
あとはときどき様子を見てそっと寝かせておく。

でもこんなの「看病」なんて大げさなモンじゃなくて
当たり前のことなんだけどね。

「妻は人間として、欠落している」と彼は言う。
まあ、欠落の度合いはどっちもどっち、かも(笑)

早くよくなってね、あなた(笑)

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