彼が妻のことを悪く言うとちょっと胸がすく。
その程度のことでほくそ笑む私は馬鹿だけど
こんな馬鹿を好きなのは彼なんだから仕方ない。

不倫撲滅運動家に言わせりゃ私たちはお似合いの
馬鹿同士ってことになるんだろうけどレッテルなんて
知ったこっちゃない。彼と私の気持ちがあればそれで良い。

彼は妻と話すと悪寒を感じるらしい。
これは私の胸がすくセリフのひとつ(笑)

男と女、一方の気持ちが冷めたら他方は
それを潔く受け入れるのは当然だと彼が言う。
妻の執着が不気味なんだって。
まあそりゃそうだ。

でも仕方ない。彼はわかってないけど妻は不幸が
生き甲斐なんだから。妻は自覚してないと思うけどね。
グズグズ泣きながらでも彼に執着してるくせに
だからといって楽しい雰囲気を作る努力もしない。

彼を真のパートナーとして取り戻す気があるなら
努力すべきだもの。それを悉く彼に責任を押し付けたまま
自分は悲劇のヒロイン気取ってイカれたメールを
送りつけてくるのは
「それが生き甲斐」だから。
もしも彼が妻の言いなりになったところで(ありえないが)、
妻は次の不幸の種探しに奔走することだろう。

ほうらあなたの悪事を見つけたわ、
私って不幸よ、よよよ(泣崩)・・・

ってね。
自宅のベッドで涙にまみれている自分に
実は自分自身が陶酔していることに妻は気付いていない。
ある意味、真のヒロインだ。
舞台は妻の人生、出演者は彼と憎き愛人、私。

けれど舞台から降りたら芸能ニュースに興味丸出しで
ゴールデンタイムのドラマは総チェックする
食い気盛んで物欲強固な強欲妻に戻るのだ。

グルメ気取りで貪り食い、
ブランドもので虚栄心を身に纏う女(笑)

おどろおどろしい台詞が自己陶酔の小道具でないならば、
そう、あなたの涙が真の悲しみだというならば
テレビ番組を
録画するなっての。食べるなっての。
買うなっての。出かけるなっての。一生泣いてれば?

説得力がないのよ、あなたの場合。
ちょっと力説しすぎたかな(笑)

私と彼の愛の語らいや思い出を、
私も思い出せないような些細な出来事を、
妻は自己憐憫という名の引き出しに詰込んでいる。

時々取り出しては甘美な涙にむせび泣く、、、
(お疲れ様です)

泣くためのネタはもっとあるのよ。ほら、ここにね。

彼の妻のために差し出してあげたい気もするけれど
妻の身勝手な舞台に彼の出演回数が増えると
私と過ごす時間が削られてしまうから、それはしない。

彼はもはや妻がどこの国の言葉で話しているのかすら
理解できないと嘆く。違う国の言葉で話す妻、彼はそう呼ぶのだ。
言葉の意味やニュアンスなんてわからないし、
解き明かすための辞書もない。あっても買い求める情熱など
一滴もない。彼の血は私を求めるエキスでたぎっている。

ふふ
今から会いに行くわ、愛するあなた


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