根性腐った女

2001年5月22日
電源を切っておくべきだった。
酔ってるときだけは本音で話してしまう。
自分でも恐ろしいほど冷淡で辛辣。

彼のすることなすこと見え透いてる。
今から行くけどどうする?だって?
そう来るとおもった。

今は夜中。そうやっていつも自分の都合だけで決めるのね。
有り難がれ!という態度が見え見えなんだって。

断った。

彼はせめて「今から会いたい」ぐらいのことは
私に言うべきだったのだ。

だいたい彼は私がいつでも尻尾振って
待ってると思っているフシがある。
御免こうむる。

機嫌、悪いの?だって?
良いとでも思ってるの?
会って楽しめると思うの?

だいたい電話してきてまず第一声が
子供の発疹について、だ。
こういう症状だけど何の病気かな?、だって?
病気について、一通りの知識はある。
けど考える気にならない。

子供の症状の話しを遮って聞く。

「遊びに行ったんでしょう?」
「行ったけど・…」

ふっ(笑)
(体調悪いのに、ねぇ)

遊園地に行ってきたんだって?
(昨日あれほど妻のことを軽蔑していたくせに。)

「予定狂ってごめん」と言っておきながらも
私の素っ気無い様子に
だんだん怒り出す彼。

何がごめんなの?

切り札のように「子供が」「子供が」と言う彼。
私は冷たく言い放つ。

「子供が?違うでしょ?
 妻が、でしょ?
 子供が行っても楽しめない場所だと
 そう言ったのはあなたよ」

どうして子供が楽しかったなら
良かったわねと言えないんだ!と怒り出す彼。

しらける。

そんなこと言われるまでもない。
私は一日そう思って過ごしたのだから。

日曜はあなたのパパと過ごしたのよ、ごめんね。
今日はパパに甘えるのよ、とね。

だけどあなたに強要されたくないっての。
私が納得して、私が自分で思うことなんだから。
あなたに「子供のためだと思え」と言われる
はないっての。
オレの子供が病気だから心配して当然?

ひどいこと言うようだけど実際私は
あなたの子供が死んでも困らないの。
はき違えないでほしい。

あなたのことが好きだから大切に思うだけだ。
あなたのことが憎いときにはどうでもいい。

子供に聞いたら行きたいと言ったし
楽しかったと喜んでいた、と言う。

はん。

子供に行きたいかと問えば行きたいと言うし
楽しかったかと問えば楽しかったと言う、
そんなことは当たり前だ。

部下に伝言を頼むなんてやり方が汚い、と
わざと喧嘩を売ってみた。

キレてた。単純なんだから。
思うツボね。

どうせ電話したらそう言われると思った、
だから電話したくなかったんだって。

じゃあして来なければいいのに。
「なんで電話してきたの?」と聞いてあげた。

最後には「根性腐った女」とか吠えてた。
弱犬の遠吠えという言葉が浮かぶ。

情けない。
伝言部下に全てを話して、私のことを笑い者にしてやる!だって。

唖然

憐れ・…不憫だわ。
こういうときに思う。
やっぱりこの人はあの妻とお似合いだ。

「フン。やれば?
 笑い者になるのはあなたよ。」

と教えてあげたら激怒してた。

あーあ、面倒くさいなー。

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